私たちは人と自然が共存できる持続可能な社会の実現を目指しています。
過去の社会活動は地球環境を軽視して利便性を求めた結果、気候変動や生物多様性の減少などの問題に直面しています。
私たちが使用しているプラスチックについても、石油を原料とし、製造や廃棄で二酸化炭素を排出します。
また、プラスチックは自然界で分解されにくく、海や川に流れ込むと海洋ごみやマイクロプラスチックとなって水生生物や人間の健康にも悪影響を及ぼします。
そこで私たちはこれらプラスチックの課題に対応するため、2010年から石油の使用量を削減できたり生分解性を付与することのできる、バイオマス複合樹脂材料の開発と普及に取り組んできました。
そして多くの協力者と連携し、社会実装を加速するため、新たに「さとやま樹脂」を設立しました。
「さとやま樹脂」という名前は、“里山”から来ています。
里山は中山間地域にあることからバイオマス資源が豊富に産出されます。
私たちはバイオマス資源とプラスチック類の両方が持つ優れた性能を活かして、新たな樹脂製品を作ります。
これにより、自然環境への負荷を減らすことはもちろん、地域の活性化にも貢献することができます。
私たちは持続可能な社会に向けて、多くの企業や組織との共創を進めます。

さとやま樹脂株式会社
代表取締役 小出 秀樹